2010-05-31 第174回国会 衆議院 本会議 第33号
委員会におきましては、二十八日三法律案を一括して議題とし、亀井国務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、質疑を終局し、採決いたしましたところ、三法律案はいずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
委員会におきましては、二十八日三法律案を一括して議題とし、亀井国務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、質疑を終局し、採決いたしましたところ、三法律案はいずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
○近藤委員長 まず亀井国務大臣、どうぞ。(後藤田委員「いや、委員長が答弁してください」と呼ぶ)では、理事会で引き取らせていただきます。 亀井国務大臣、どうぞ。
○亀井国務大臣 ただいま議題となりました保険業法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 共済事業は、契約者から金銭を預かり、一定の事故が発生した場合には確実に契約を履行することが求められる事業であり、契約者等の保護の観点が重要であります。
○亀井国務大臣 実は、私、昨年大臣に就任をして以来、零細な共済事業を行っている方々、大変多くのいろいろな団体の方々から、共済事業がこのままでは継続をできない、しかし、極めてまじめに適切にやっておるので、オレンジ共済のようなあれとは全然違うんだという深刻な訴えがございました。
○亀井国務大臣 いわゆるモラトリアム法案の施行に当たりましても、農家についても特段の配慮をするということを金融機関に強く要請しておったわけでありますが、このたび重ねて十八日の日に、被害の農家に対して遺漏なきようきっちりと対応してくれということを、金融機関に対してまた緊急にお願いをいたしております。
○亀井国務大臣 全くそのとおりであります。鋭意徹底をさせております。
○亀井国務大臣 当然含まれております。
次に、郵政改革関連三法案につきまして、亀井国務大臣から趣旨の説明がございます。これに対しまして、六人の方々からそれぞれ質疑が行われます。 本日の議事は、以上でございます。
なお、各法律案の趣旨説明は、亀井国務大臣が行います。 各法律案の趣旨説明に対し、民主党・無所属クラブの高井崇志君、社会民主党・市民連合の重野安正君から、それぞれ質疑の通告があります。 なお、自由民主党・無所属の会、公明党、日本共産党、みんなの党からは、いまだ質疑者の通告がありません。
○亀井国務大臣 今、柳田委員から、御自身の体験を踏まえて、日本経済はどうなっていくのか、日本の金融機関が、過去やった間違いを乗り越えて、きちっと社会的責任も果たしながらやっていけるのかどうか、大変御心配されている状況を、本当に御自身の実感を持って、私に対しいろいろとお話をされましたけれども、我が国の金融機関が、過去のいろいろな大きな試練、またその中での、残念ながら、大変な間違いをやってきた。
本案は、去る四月十三日当委員会に付託され、翌十四日亀井国務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑に入り、十六日質疑を終局いたしました。次いで、採決いたしましたところ、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
○亀井国務大臣 結果としてそういうことが起きるわけでありまして、それはメガバンクも同じように恩恵をこうむるという面もあると思いますけれども、これは相対的な話であると思います。
○亀井国務大臣 私は、そういう現実の細かいニーズに対して対応していく努力を今後どんどん進めていただきたい、また、それを政府としてバックアップしていく体制が必要だと思っています。
○亀井国務大臣 私は、政府として、今喫緊にオバマ大統領とさしで日米首脳会談をやらなければならない、そういう重要案件があるというふうには聞いておりません。
○亀井国務大臣 全く委員のお考えどおりだ、私はこのように思います。虚が虚を生む中での利益を追求することではなくて、実の中に利益の根拠を求めていくという姿勢がなければ金融業界の発展もない、私はこのように考えております。
○亀井国務大臣 議員の御指摘はもっともであります。 私どもとしては、金融庁プロパーのやる仕事と、経産省、また財務省を含めて全省庁を挙げて対応すべき問題について内閣としてしっかりやるべきだ、このように考えています。
○亀井国務大臣 御指摘のとおりでございまして、私は、担当者が国際会議に行く場合も、大和魂を持ってきっちりとやってこいということを常に言っておるわけであります。
○亀井国務大臣 ここで申し上げていいかどうかわかりませんけれども、日本郵政サイドとしては、一般の金融機関が青天井だから、できることであれば、そうした大きな責務を課せられるのであれば、青天井にしてもらいたい、少なくとも五千万とかその程度にしてもらわなければ我々としては大変だという非常に強い要望があったことは事実であります。
○亀井国務大臣 委員のお考えに全く同感でございます。 今、金融庁としては、三位一体といいますか、中小企業者に対して金融機関がコンサルタント的な立場で仕事をしている。金融庁もまた、そうした金融機関に対してコンサルタント的な立場で、単なる怖い検査という、監督という立場じゃなくて、やるようにということを強く指示しております。
○亀井国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、現在、金融庁としては、そういうように対応するように各金融機関に対してお願いをいたしておるところでございます。
○亀井国務大臣 ちょっと議員の御質問で私わからないのは、郵貯の限度額を二千万に上げたのは、二千万円まで保護するという意味ではありません。一般の金融機関は青天井で、幾ら預けてもいい。郵貯は、一千万までしか預けられないのを二千万まで預けてもいいということになっただけの話であります。
○亀井国務大臣 共有をしております。 ただ残念ながら、議員御承知のように、現在、民営化された後の資金の運用は全く逆のことになっておるのが現実であります。したがって、私どもとしては、今後資金の運用について、今お答え申し上げましたような、地域にとっても国家全体にとっても有用な運用をしたい、このように考えています。
○亀井国務大臣 それはもう、二千万円まで保護してもらうところがいいでしょう。
○亀井国務大臣 私は、そういう預金者の立場からの心理状況が生まれる可能性もないわけではないと思っております。だから私は、信金、信組の代表者の皆さん方に、一千万のペイオフの限度額を上げるような措置をいたしましょうかということも既に投げかけておるわけでありますが、皆様方は、いや、今のところは結構だとおっしゃっておられるわけであります。
○亀井国務大臣 私ども、閣議決定がされました後、そうした中身を決めるに当たって、いわゆる狭い関係者だけではなくて、広く国民の方々の各界各層の御意見を聞きたいということで、公聴会を全国で実施もいたしております。全国民に対してアンケート調査をやるなんということはできませんけれども、我々としては、全力を挙げて、郵政の関係業務に携わっている者を中心に、これを展開いたしております。
○亀井国務大臣 何度も申し上げますが、日本郵政に対して、一般の金融機関に課していないユニバーサルサービスという、ある意味では極めてコストのかかるそうした仕事をお願いする以上は、政府が知らぬ顔をしておるわけにはまいりません。やはり一定の責任を持つという意味においても、三分の一超程度の株は保有していく必要がある、このように判断しております。
○亀井国務大臣 まだ来年度予算の編成について民主党と国民新党は協議を始めておりませんが、議員御指摘のように、税収を確保するためには経済を成長させるしかない。では、それが来年に間に合うように、三十七兆円を超してそれが可能かどうかという問題がありますね。 そうでない場合の財源、緊縮予算を組めば別でありますが、そうでないとすれば財源は、あとは国債と特別会計しかない。
○亀井国務大臣 山本委員から金融円滑法の効果が出ているのかどうかという御意見がございましたが、私は、あの法律を審議しておる最中から申し上げておりました。
○亀井国務大臣 私は、委員に先ほど御答弁した中でも、あるいはある面で触れておると思うんですが、そうした数値目標を設けたところで、数値どおりに経済は動いてくれません。物価も動いてくれません。
○亀井国務大臣 どの点ですか。もうちょっと明確に言ってください。
○亀井国務大臣 まず、物品調達につきましては、齋藤社長に対して、現在のやり方は抜本的に変えるように既に話をしており、そのように今準備をしております。地域社会において、やはり零細な納入業者等を含めてきっちりと納入ができていくような、そういう仕組みを今考えております。これはやらせます。
○亀井国務大臣 私は、柿澤議員、かねがね、すばらしい議員が出てきたなと思っておったんだけれども、今の御質問を聞いておると、基本的な点、私は考え直されたらいいんじゃないかと。 人間として尊重をされていく、そういう待遇を受ける、これは原価なんですよ。また、ちゃんとした物品調達、これがやはり原価なんです。
○亀井国務大臣 私は名前は同じでも亀井久興前幹事長ほど頭脳明晰ではございませんけれども、私どもは、民主党の年金についての将来構想に全面的に賛成しておるわけではございません。 私どもは、基本的には、老後、自力では生活できなくなっていく人たちに対しては、国家が責任を持って税でこれを負担してきっちりしていくべきだと。今の社会保障制度全体を私どもは検討し直さなければならない。
○亀井国務大臣 いろいろと郵政グループについてのそうした御批判がございましたけれども、私どもは、この際、小泉・竹中路線のもとで自公が行いました民営化路線、これを抜本的に見直すわけでありますが、その中で、当然、そうしたファミリー企業を含めて、あらゆる問題を聖域なく、すべて見直していくつもりであります。
○亀井国務大臣 松原委員長の御調査なされたのは、民営化という方針のもとで、前政権下の方針のもとでなされたことでありますから、我々とは視点も違いますので、新しい視点で、すべてを聖域なく見直すつもりでございます。
○亀井国務大臣 私は、ずっとそういう状況は、残念ながらこの十年来、産業は停滞を実質的に続けてきておると思います。特に、中小企業向けのそうした金融というのは極めて停滞しておるというように私は考えております。
○亀井国務大臣 現在、そうした問題が非常に多いということを金融庁といたしましても認識いたしておりまして、この通常国会にこれについての法的な整備をやりたいと現在作業を進めておる最中でございます。
○亀井国務大臣 変わりがございません。
○亀井国務大臣 私は、かねがね申し上げておりますように、小泉・竹中路線の中でがたがたにされた郵政事業を、それ以前のもとの姿に戻す気持ちは全然ございません。今度の改革は、歴史の審判にきっちりとたえる改革をやっていくつもりでございます。
○亀井国務大臣 私は、小泉、竹中さんの主導のもとで置かれました郵政民営化、その流れの中での見直しについてもちろん関心がなかったわけではありませんが、我々は基本的な考え方が違っておりますので、私どもとしては、一顧だにしないわけではございませんけれども、選挙においても、民主党と四年前なされた郵政民営化を抜本的に見直すということで合意をしてやったということをぜひ御理解いただきたい。
○亀井国務大臣 私が責任を持って原口大臣と緊密な協議を行いながらやっておるわけでございます。ただ、大塚副大臣にも関係者のいろいろな意見の聴取、その調整をやっていただいておるわけでありますが、現在、連立三党の間において大きな意見のそごはございません。改革の方向においても、我々としてはぴったりと呼吸を合わせながらやっておりますので、間もなく結果をお示しいたします。